‘商品開発ばなし’ カテゴリーのアーカイブ

ファーとカシミヤの素敵な関係

カシミヤばなし, 代表の想いやこだわり, 商品開発ばなし | 投稿者: satorun
8 月 11 2010 年

繊研新聞に掲載されました。「TOPに聞く」というシリーズ特集で、当社のカシミヤに対する考え方や取り組みを紹介して頂くことができました。掲載されますと上海や香港に居られる以前の会社の先輩方から多くの電話を頂き、繊研新聞の流通力を思い知りました。今や繊研新聞はアジア各地で購読されているのでしょうか。

 さて、掲載から1週間が経過して大阪のあるファーメーカー様の社長様からある人を介して面談したいという連絡を頂きました。その方も繊研新聞をご覧になって当社を知ったということでした。

2時間にわたる面談では、社長のファーに対する知識の高さや思いの深さ、そして何よりファーに対する偉大なる愛情を感じさせて頂きました。数十年にわたりファー製品一筋に事業を行ってこられた社長のお話を伺うことができて本当に良かったと思いました。当社もカシミヤ一筋で行こうと決意してからほんの数年しか経過していません。社長に比べるとまだまだひよ子ではあるけれど、将来こんな人になりたい、こんな会社にしてみたいと思わせる魅力溢れる素晴らしい社長さんでした。

そんな中、カシミヤのストールを当社が供給する可能性についてという具体的なお話も頂きました。考えて見ればファーとカシミヤは素敵に相性も良く、いずれもゴージャスなものですが両方揃うことでさらにグレードアップし魅力を増します。

尊敬できる社長とともにコラボレーションができるのは無情の喜びです。今後の商品展開に幅ができるし、我々もまた成長することができそうです。まだ先ですが2011年秋冬商品はファー使いのカシミヤストール、あるいはカシミヤ使いのファーストールなどの新展開が期待できそうです。

カシミヤスタイリスト ミラノアレス http://www.alles-inc.com/

学生との商品開発コラボレーション

カシミヤばなし, 代表の想いやこだわり, 商品開発ばなし | 投稿者: satorun
7 月 31 2010 年

世代が下がるごとにカシミヤの価値観が薄らいできているように思います。我々世代のカシミヤに対する思いを100とすると、おそらく今の若い世代では半数以下の数値ではないかと思います。まあこんなことは数値化できないので体感的なものではありますが。

我々世代では、(アパレル企業に)入社したころ、秋冬の展示会では(とくにミセスでは)カシミヤ、レザー、ファーといったゴージャス素材のコーナーと言うか、バリエーションは必ずあったもので、毎年そういったものに触れることで少なからず商品知識も蓄積できたであろうけれど、最近のアパレル展示会ではそうもいかないようですね。

昨今のファストファッションブームにも後押しされてか、はたまた毎年業界をにぎわすカシミヤの不当表記などの影響でか、カシミヤのありがたみが薄れゆく一方で、、、関係者としては大変危機感を持っています。
このままではカシミヤが淘汰されてしまい、「アクリルのカシミヤタッチでいいやんか~」と日本中のみなさんが叫ぶのではないかという恐怖感に日々苛まれ、アル中1歩手前になるほどです。

と言って嘆いてばかりでは前に進みません。我々は、ファッション専門学校の学生とコラボレーションをすることで、わずかだろうけどカシミヤのことやニットの知識などを若い世代に伝えることができるのではないかと考えました。

ファッションビジネス業界への就職もなかなか大変なこの時期、我々とコラボレーションすることで彼等も学生で居ながら実業の世界を垣間見ることができれば将来の糧に少しはなるではと思ったのです。そして、そうすることでこの神戸のアパレル業界をわずかながらでも盛り上げることができたら本当に素敵だなと考えました。
どこまでできるかわかりませんが、また想定通りになるかどうかも不明ではありますが、全力投球で頑張ってみようと思います。

和柄のカシミヤストール その3

商品告知など, 商品開発ばなし | 投稿者: satorun
6 月 22 2010 年

決定した図案は和柄特有の細かな花柄2タイプでした。やさしい和独特の花柄が素敵だなと思う一方で、この繊細さを表現するにはカシミヤ100%だと厳しいのではないかと思ったのです。カシミヤは羊毛に比べて染料の浸透度が優れており、にじみが発生しやすいのです。にじみを効果的に表現させたいときはそれでいいのですが、今回の場合はそういうわけには行きません。そこで当社一押し人気のカシミヤ高混率ストール「エアリィカシミヤウールストール」をベースに使用することにしました。

エアリィカシミヤウールはカシミヤの混率を30%とし、価格を抑えながらもウール側には上質なウールを使用することでカシミヤの風合いを生かした当社のリーズナブル商品です。これをベースにすると、繊細な和柄でも羊毛のおかげでしっかりとプリント柄が表現されるのです。

そうして出来上がってきたエアリィカシミヤストール和柄2タイプ、手まり柄と華格子柄。手前味噌ですが、洋装にも合い、和装にも合うたいへんいい商品になったと思います。7月7日からの雑貨EXPO2010にて初登場です。

和柄のカシミヤストール その2

商品開発ばなし | 投稿者: satorun
6 月 21 2010 年

2010年3月上旬のある日、まだまだ肌寒い京都、平安神宮近くにある日本図案家協会を尋ねました。我々の企画意図を協会の理事の方に説明し、作家さんを紹介してもらおうと思ったのです。日本図案家協会には、約200名の作家さんが所属されているそうです。そうして和装、寝具、帯、インテリアカーテン、服地などの各分野に分かれているとのことでした。協会としては特定の作家を紹介することができないので、日本図案家協会のホームページのアーカイブ(会員登録すると見ることができます)より作家さんの作品を見てコラボレーションしたい作家さんを決めてくださいということでした。そして我々は早川勝二氏と出会うことになったのです。

4月には早川勝二氏にもご来社いただき、我々の製作意図を共有してもらい、和柄ストール事業を進めていくことに賛同していただきました。
その後は当社のストール大好き人間で企画担当であるN野と早川氏とのクリエーターの会話がとんとんと始まり、企画がスタートしていきました。   つづく

和柄のカシミヤストール その1

商品開発ばなし | 投稿者: satorun
6 月 20 2010 年

以前から和柄のカシミヤストールにチャレンジしてみたいと思っていました。素人ながら本屋さんで和柄デザインの本などを見たり、参考にしようと本を買ったりして研究していました。
社内的にも和柄はいいよねって感じで盛り上がっていたし、お客様に聞いて回ってもほとんどのお客様が「いいのではなですか」というお答えでした。

ところが和柄と一口に言っても、そのバリエーションは驚くほど多いわけですね。花柄もあれば、龍とか虎とか、日本人好みの和柄、アメリカ人好みの和柄、フランス人好みの和柄、などなどなどなど。。。

カシミヤストールへの組み合わせデザインをミスマッチさせてしまうと、まるで下手な外国人観光客向けのおみやげ物屋になりかねないリスクもありました。
勝手に我々が創作する和柄もうまくいくかもしれないけれども、現時点では和柄に関してはまったくノウハウがないわけですから、社内でもいろいろ議論したうえで僕たちは専門家とコラボレーションすることにしたのです。  つづく

2010年春夏商品開発 ソフティリネンストール

商品開発ばなし | 投稿者: satorun
6 月 24 2009 年

第2弾はソフティリネンストール。。。これめちゃめちゃ気持ちいいんですわ~。リネンなのにソフト、柔らかい。なのでソフティリネンストール そのままですね。

リネン、つまり麻は繊維が太くて短い、まさにカシミヤの対極にある素材であり、製品に仕上がってもとても硬くてざっくりした風合いになるのです。
これはこれでいいし、麻の良さでもあるのだが、麻でストールをする場合、やはり固いと着用感が損なわれるし、ソフトなネック部分にフィットしないのではと感じていたのです。

ところがこの素材、めちゃめちゃ柔らかいのであります。ふにゃふにゃって感じの柔らかさなのです。リネンに特殊な加工を施して作成したのです。ふにゃふにゃ以外はすべてリネンとしての性格を持っています。抗菌性、吸収性など立派なリネンなのです。次の春夏シーズンの売れっ子間違いなしと確信しております。
どうぞおたのしみに~

2010年春夏商品開発 エアリィカシミヤシルクストール

商品開発ばなし | 投稿者: satorun
6 月 24 2009 年

10年春夏の目玉商品は2つ。カシミヤシルクとリネンのストール。カシミヤシルクのほうは、超細番手でしかも混紡素材であることが売りなのだ。
よくある60番手のストールの半分の細さを実現している。しかも混紡。経糸がカシミヤで横糸がシルクというのはよくあるけれど、混紡となるとロットも大きくなるためか、あまり見かけない。なのであえて挑戦するのだ。カシミヤのアレスなんだからとことんこだわってみたい。

カシミヤのストールなどの場合、現在品質を決める指標はひとつしかない。それは、カシミヤ何パーセントかという数字だけ。今回当社のカシミヤシルクストールは、カシミヤ50%シルク50%の素材配合となる。
カシミヤの糸がいかに太かろうが、シルクの素材がいかに粗悪だろうが半分ずつ入っていたらカシミヤ50%シルク50%となるのだ。
そうなるとあとは安いもの勝ちみたいな感じになってしまう。品質を表す数字がないのだから消費者は判断材料を与えられないのだ。だから安いもの勝ちでそれが多く流通してしまう。

でも当社はそれでもいいものを作ることにこだわりたいと思っている。なので120番手の極細のカシミヤシルクを使いました。本当に細くて柔らかくて気持ちいいのだ。糸の太い細いの関係は、親猫の毛より子猫の毛のほうが撫でると気持ちいいのと同じなのだ。

アレスのエアリィカシミヤシルクストールは安いものではありません。が、しかしきっと満足できるカシミヤシルクのストールです。

犬様向けニット

商品開発ばなし | 投稿者: satorun
6 月 24 2009 年

昔からペットには無縁といか、少年時代可愛がっていたハムスターの死に直面して、自分より先に死んじゃうだろうペットを飼うにはどうにも気が進まない。なのでペット業界のことも、ペット関連品業界のこともまったく無知だったのだが、ここ最近犬様用の洋服が売れていると聞いた。

僕の少年時代は犬と言えば庭先で飼うものであったが、現在は飼い犬の85%が部屋で飼われているという。そのため毛が抜けないように服を着せる事例が多いようだ。また犬と一緒に出かけられる旅館や、レストランも増え、同じく抜け毛対策に洋服を着せたりするそうだ。単なるファッションだけではないようなのだ。
犬に服を着せるなんてってずっと思ってて今も実は思っているのだが、そういうニーズがあるのであればビジネスのチャンスとしてしっかりと考えてみたいと思う。ニットの専門家が手がける犬様向けニット。面白いかもしれない。

2010年初夏向け商材

商品開発ばなし | 投稿者: satorun
6 月 05 2009 年

まだまだ2009年秋冬向けの商材営業がっつり頑張らないといけないんだけど、そろそろ2010年春夏向けの商材も開発していかないと。この業界は本当にシーズンがどんどんかぶってくるから慌ただしい。

当社はカシミヤに特化しているので、これまで春夏シーズンはあまり力を入れて来なかったけれども、昨今の経済状況ではそうも言っておられず、来期の春夏シーズンは強烈にいい商品を開発しておるのです。

ということであくまでも天然素材をメインに、上質な素材を使ったストールを開発中。特にお勧めはリネンのストール。つまり麻ですな。麻というと、とってもパリパリしたイメージだけれど、当社の麻はとってもソフト。2アウト満塁でスクイズするぐらい意表を突かれる手触りなのだ。まずは無地のストールをプロデュースして、柄物、プリント物など進めていく予定。乞うご期待なのだ。