Archive for 2010 年 7 月

学生との商品開発コラボレーション

カシミヤばなし, 代表の想いやこだわり, 商品開発ばなし | 投稿者: satorun
7 月 31 2010 年

世代が下がるごとにカシミヤの価値観が薄らいできているように思います。我々世代のカシミヤに対する思いを100とすると、おそらく今の若い世代では半数以下の数値ではないかと思います。まあこんなことは数値化できないので体感的なものではありますが。

我々世代では、(アパレル企業に)入社したころ、秋冬の展示会では(とくにミセスでは)カシミヤ、レザー、ファーといったゴージャス素材のコーナーと言うか、バリエーションは必ずあったもので、毎年そういったものに触れることで少なからず商品知識も蓄積できたであろうけれど、最近のアパレル展示会ではそうもいかないようですね。

昨今のファストファッションブームにも後押しされてか、はたまた毎年業界をにぎわすカシミヤの不当表記などの影響でか、カシミヤのありがたみが薄れゆく一方で、、、関係者としては大変危機感を持っています。
このままではカシミヤが淘汰されてしまい、「アクリルのカシミヤタッチでいいやんか~」と日本中のみなさんが叫ぶのではないかという恐怖感に日々苛まれ、アル中1歩手前になるほどです。

と言って嘆いてばかりでは前に進みません。我々は、ファッション専門学校の学生とコラボレーションをすることで、わずかだろうけどカシミヤのことやニットの知識などを若い世代に伝えることができるのではないかと考えました。

ファッションビジネス業界への就職もなかなか大変なこの時期、我々とコラボレーションすることで彼等も学生で居ながら実業の世界を垣間見ることができれば将来の糧に少しはなるではと思ったのです。そして、そうすることでこの神戸のアパレル業界をわずかながらでも盛り上げることができたら本当に素敵だなと考えました。
どこまでできるかわかりませんが、また想定通りになるかどうかも不明ではありますが、全力投球で頑張ってみようと思います。

ファッション雑貨EXPO2010を終えて

ご挨拶など, 代表の想いやこだわり | 投稿者: satorun
7 月 10 2010 年

ファッション雑貨EXPO2010が終わりました。3日間で120社を越える多くの企業様にご来場いただけました。当社の商材にご興味を持っていただきまして本当にありがとうございました。大変感謝しております。また展示会会場でご注文を賜わったお客様も数多くございました。大変ありがたいと思っています。

当社にとっては初めての大きな展示会でした。当社はこれまで大手アパレル様の下請け的な業務が多く、エンドユーザーに近い業界へ向けての営業や売り込みなどは控えておりましたが、思い切ってこのような展示会に出展してみたのです。普段はけして出会えないような数多くのお客様と出会えることができました。当社のカシミヤストールやカシミヤルームウェアなども大変高く評価していただけました。

売り場に近いご意見などをたくさんいただける環境を構築する第一歩が歩み出せたように思います。お客様のご意見を真摯に受け止め、よりいいもの、より高品質な商材をさらに努力を重ねて作り上げていきたいと改めて心に誓いました。

暑い中、そして大雨の中、わざわざ当社のブースまで足をお運びいただきましたお客様、本当にありがとうございました。

また21日~23日はIFFに神戸ファッションブース内で再び登場します。こちらの方もどうぞよろしくお願いします。

DVD「カシミヤができるまで」 その6 ナレーション収録そして完成へ

カシミヤばなし, 代表の想いやこだわり | 投稿者: satorun
7 月 03 2010 年

「ナレーションの善し悪しが作品の出来栄えを大きく左右する。」とM君。そりゃそうだ、プロの映像とプロの編集に素人の棒読みナレーションではあまりに悲しすぎる。ここまできたら、いい作品を作るのだという気持ちがスタッフ全員の中に強く浸透していたのでプロの起用には迷いはありませんでした。

ナレーションは子守康範氏に依頼しました。子守康範氏は元毎日放送アナウンサー、毎日放送ラジオ『子守康範 朝からてんコモリ!』のパーソナリティーとしても大変人気のある方です。この番組は朝5時~8時までの番組なので早起きできない僕はなかなか聞くことができないのですが、早朝自動車で出張する時などは欠かさずカーラジオで聞いていたのです。僕は毎日放送ラジオの大ファンなのだ。

ということで収録当日、大阪は関西テレビ近くのスタジオに収録現場見たさにスタッフとともに足を運びました。小守さんは大変背の高い方で圧倒されましたが、お話させていただくとラジオからいつも聞こえてくる優しいお人柄そのままでした。

映像を見ながら小守さんが語ります。毎日早朝のラジオのお仕事で忙しいのに、あらかじめ映像を見て予習をして下さっていたそうです。プロ根性に頭が下がりました。1時間足らずで収録は終了し、カシミヤができるまでの映像に見事に命が吹き込まれました。

後は最終的な加工を施し、必要数をプリントしてとうとう完成。手前みそながら大変素晴らしいものができたと思います。カシミヤの原毛を採取するところから、カシミヤのストールが完成するところまでを順序立てて映像にまとめることができたと思います。

当初はDVDを販売することも検討したのですが値段のつけようもなく、数量限定でご希望の方へお分けすることにしました。セレクトショップのバイヤーさん、ショップの販売員さん、アパレル企業の仕入ご担当者、ファッション関連の専門学校の教材として等、ファッション産業に携わる皆さんのお役立てることができるのであればこれほど嬉しいことはありません。

ご希望の方はこちらよりお申し込みくださいね → 「カシミヤができるまで」DVD無料プレゼントページ

DVD「カシミヤができるまで」 その5 編集

カシミヤばなし, 代表の想いやこだわり | 投稿者: satorun
7 月 02 2010 年

取材テープは実に8時間にも及ぶ膨大なものでした。スタッフ帰国後M君のオフィスで取材テープをざっと見せてもらうことができたのです。(ちゃんと見ると8時間かかるので、飛ばし飛ばしですがそれでも数時間かかりました) 

ハイビジョン映像が美しい。工場の屋内での撮影も明るく綺麗に撮れていました。さすがはプロの仕事です。(カメラがいいだけなのかもしれませんがそれには触れない)

映像の時間についてもいろんな議論がありました。どのぐらいの時間であれば飽きずに見てもらえるのだろうか。おそらくそれは15分ぐらいだということになりました。8時間も取材して15分とはとってももったいない気がしましたが、プロの意見に従いました。

こうした素材だけを見ても素晴らしい作品ができそうな気がしますが、この素材にプロの編集が入り、プロのナレーションが入り、音楽が入ることでいい作品になるだろうと、多くの人に見てもらえるものになるだろうなと思ったのです。  つづく

カシミヤスタイリスト ミラノアレス http://www.alles-inc.com/

DVD「カシミヤができるまで」 その4 取材

カシミヤばなし, 代表の想いやこだわり | 投稿者: satorun
7 月 01 2010 年

取材班は当社スタッフ2名とM君の合計3名、約1週間の内モンゴル自治区への出張となりました。2010年4月、日本でも天候不順で気温が低く、現地での天候が大変気になるところでした。

取材当日。携帯電話のメール機能を通じて現地からは逐一報告が入ります。第一報は信じられないものでした。「こちらは猛吹雪です!」

4月中旬だというのにフフホトの北方80キロ地点では季節外れの猛吹雪になっていたのです。フフホトから北に向かって進んでいた取材チームは雪で道が見えなくなり立ち往生し、このまま進むと遭難の危険もあるということで、現地スタッフと協議し取材先を変更することになったのです。いきなりの笑えぬアクシデント。日本で待ち続ける僕は本当に気が気ではありませんでした。

 それでも現地スタッフの機転の利いた対応により、違う牧畜農家で取材を敢行することができました。想像すらできないアクシデントではありましたが、目的を果たすことができて何よりでした。極寒の中、みんな本当に御苦労様でしたね。美味しい火鍋食べて温まってください。 つづく

カシミヤスタイリストミラノアレス http://www.alles-inc.com